浜田省吾

100日続ける省吾さんに関する思い出話 ⑤

2024年9月14日

X(旧Twitter)にて浜田省吾さんに関する思い出話を100日間続けるという企画を行なっています。
このブログではその投稿を5日ごとに取りまとめて紹介しています。

 

 

【21日目】 2024年9月10日

引き続きON THE ROAD '85ですが、音楽雑誌のGB(ギターブック)1985年10月号にステージの模様が掲載されていました(表紙は20歳を目の前にした尾崎豊さん)

アンコールのMIRROR~A THOUSAND NIGHTSを歌っているシーンは本当に良い光景。

あと省吾さんが煙草を吸ってる写真は何か珍しいですね(町支さんと仲良し)

 

 

【22日目】 2024年9月11日

みんな大好き「家路」

確か以前ファンクラブイベントでアンケートがあった時に人気No.1の曲になったんじゃなかったかな。
ファンも省吾さんも大切な家路だけど、80年代から90年半ばまでは今のような重要な扱いじゃなかったような気がする(私の個人的な感覚で申し訳ないのだが)

この曲が息を吹き返したのがLET SUMMER ROCK!'99じゃなかったかな。本編ラストに演奏され私も一緒に口ずさみながら「この曲のタイトルはえーと何だったっけ?」という感じだったと思う

それ以降は省吾さんのライブの中心に位置するようになった。野球に例えると二軍暮らしが長かった選手が突然昇格してチームのクリーンナップを打つようになったようなものかな(わかりにくい?苦笑)

そしてap bank fes '05で全国区となり、The Best of Shogo Hamada vol.2で歌詞も新たに再録。今では不動のライブナンバー

さていよいよ今週末9/14から省吾さんのファンクラブイベント(FFF)がスタート。タイトルは青の時間。青く沈んだ夕闇に… 当然期待してしまいますよね

 

 

【23日目】 2024年9月12日

省吾さんに関する書籍はこれまで色々と発売されてきたが私のバイブルはやはり浜田省吾事典。1996年の発刊で当時3千円とアルバム並みの値段だった。

しかしまだネットが普及していない時代。その年その年のセットリストなどのデータをはじめ、チケットのデザイン、販促ポスター、省吾さんのインタビューやライブの模様、幼少期やデビュー間もない時の写真、作品紹介などが詳細に載っていて重宝した。400ページ以上で読み応えもあった。

改めて見ても1995年の広島平和コンサートに出演時のレポートや、先日紹介した83年秋のツアーで建物のベランダで歌っているシーン、渚園で中村あゆみさんとデュエットしている写真などが掲載されていて本当に充実した書籍だと感じる。また時間を作ってゆっくりと読み直してみたいと思う。

 

 

【24日目】 2024年9月13日

次は愛奴!

拓郎さんの声がつま恋の夜空に響いた
歴史を観るということはこんなことかもしれないなとその時に思った。

1985年7月27〜28日、私は吉田拓郎さんのオールナイトコンサートONE LAST NIGHT in つま恋 に参加していた。

夜の7時から始まったコンサートは深夜のステージで様々なゲストが登場していた。純粋に拓郎さんのライブを楽しむために参加していたのでまさか愛奴が再結成するとは夢にも思わなかった。

突然の出来事に会場中が驚いた。観客からは怒涛のような「省吾、歌え!」のコールが巻き起こる。もちろん私も声の限り叫んだ。

結局は愛奴の演奏で拓郎さんがひらひら、野の仏、シンシアの3曲を歌っただけで終わったが、省吾さんの「ワン・ツー・スリー・フォー」というドラムのカウントの声はあの夜の3万8千人の観客の耳奥にしっかりとこだました。

しかし生の愛奴を目にすることができるとは… 貴重なサプライズに出会えたことに感謝したい。

 

 

【25日目】 2024年9月14日

吉田拓郎さんのONE LAST NIGHT in つま恋 の模様は音楽雑誌シンプジャーナル1985年10月号で詳しく特集された。愛奴が登場した場面の記事を抜粋して紹介します ↓

 

「次は、未だにちゃんと演奏した思い出が無い。その中のひとりは今は歌をうたってる…」

次のグループの紹介が拓郎のロからされる。ここまでで察した観客がどよめいた。

「実に懐かしい。中にはもうミュージシャンじゃない人もいるんですけれど、この日のために一回だけリハーサルやってガタガタだったという… 青山が入ってるグループです。 浜田省吾がドラムという…」 歓声が爆発した。

「愛奴!」

話しは聞いていた。でも本当に実現するとは半分信じられなかった。

メンバーが姿を現わす。バンダナを締めた浜田省吾はスティックを手にドラムセットへ。青山、町支が一緒に居る。 山崎と浜田がいる。今では浜田のマネージャーとして活躍、本誌でもお馴じみの高橋さんも笑顔でベースを抱えてる。そしてまん中に拓郎。

「ドラムの方、いいですか?(笑)」 拓郎が浜田を見やり、うなずく浜田に応えて手にしたアダマスでリズムを取り始める。「ひらひら」だ。夢のように嬉しい。 僕はこんな素敵なミュージシャン同志の光景を見たことがない。

「こうやってツアー回ってたんだよなあ。浜田、前よかドラムうまいな (笑)」

そして次は浜田のカウントで曲に入る。「ONE TWO ONE TWO THREE!」あの声に続いて「野の仏」。こういう時にはミディアムの曲がしみるんだ、また。

「オレが一番アガッてるよ、緊張してる」

「シンシア」で拓郎が声をつまらせたように感じたのは気のせいだろうか。“シンシア”に続くハモは38,000人の言葉にならない感謝の声だ。いや “ WOO WOO” しか声にできなかった人の方が多かったのではないか。

11年目の吉田拓郎 with 愛奴…

あの当時浜田省吾が現在の位置にまでかけ上がることを誰が想像しただろう、吉田拓郎がうたい続けていることを誰が確信してた ろう。拓郎と青山徹が一緒に演り続けていることを誰が予想したろう…

そして再び一緒にステージに立つことを…

 

 

100日続ける省吾さんに関する思い出話⑤
21〜25日目(2024年9月10〜14日)

 

ユルイ
39年前の吉田拓郎さんのオールナイトコンサートで愛奴を観たのはまさに真夏の夜の夢という感覚でした。今思い出しても本当に貴重な経験でしたね

 

 


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-浜田省吾